【力武清活動報告】

東日本大震災復興支援ボランティア活動レポート


参加者: 河南町 :力武  河内長野 :谷  地区 :外山
出 発: 2011年5月2日 午前4時 河南地区委員会事務所
ルート: 近畿自動車道→第二名阪→名神→東名→首都高速→常磐自動車道
到 着: 5月2日午後2時 双葉地区委員会現地ボランティアセンター
所要時間8時間 途中3回トイレ休憩

活 動 地 域

  【福島県いわき市薄磯地区 (地図を表示)】
美空ひばりの歌「みだれ髪」の一節に出てくる塩屋崎灯台の近く海水浴で賑う合い、民宿、かまぼこ製造などが盛んな場所です。
  【地区の被災状況】
人口 約800人の内 死亡180人(22.5%)  地区内の家屋約200戸の内全壊189戸 11戸が居住可能かまぼこの会社が再生に向け清掃されていた。
  亡くなられた犠牲者の中には地区の区長さん、および副区長さんの奥さんや妹さんも含まれています地区の再生、ボランティアへの要請は残った2人の副区長さんが担っておられました。
  堤防が・地すべり防止の防護壁が津波で壊され、かまぼこ工場・銀行の建物、民家のほとんどすべてが壊されていました。
  視界に入ってくるのはがれきの山・山・山ばかり、漁港には転覆した漁船が残っていました。防犯パトロールは福岡ナンバーのパトカーが巡回警備していました。

5/3 二日目 薄井神社参道および周辺の瓦礫の撤去作業

  センターから現地には、地元の方の運転するマイクロバスで移動  参加者34人。
  作業現場は 地元の方が信仰されている薄井神社参道と、その周辺道路の「がれき」撤去。
  薄井神社は地区の高台にあり、一時避難場所となっていて、多くの人の命が救われたことなど、この場所に逃げて助かった副区長さんにお話を伺いました。
  作業は黙々と行われて、人と車が通れるようになりました。最初のボランティア活動が神社の「がれき」撤去を行ったことで、副区長さんは大変喜んでおられました。
  作業終了後はなんと地元の方の好意で「かんぽの宿」の風呂に入ることが出来ました。避難生活されている方々とボランティア参加者に無料開放されていました。めちゃラッキー、疲れを取るのとほこり(若干の放射能)を洗い流すことが出来ました。ボランティア同士の裸の付き合いが出来ました。

5/4 三日目 政井さん宅(個人宅)の瓦礫撤去作業 参加者45人

  政井さんよりボランティアセンターに要請があり、敷地内の瓦礫撤去作業を行いました。ここは、数少ない被害から免れた個人の家で、建てられて10年ほどのまだ新しい家ですが、敷地内に瓦礫の山がありその撤去作業を行いました。
  夜、センターで食事の後、参加者の交流会を行い、名前・出身地・普段の仕事など紹介しあいました。
  出身は大阪・愛知・静岡・東京・千葉・新潟など。職業は地方議員・高校の教師・塗装工・植木職人・新聞記者・退職した年金者などなど老若男女和気藹々の交流会でした。頼もしく思えたのは青年の参加が多くて活気がありました。

5/5 四日目  午前中

  永崎地区に入り、個人宅(作山さん)で津波で宅地内に入った土砂を「土のう袋」に入れて指定された場所への撤去作業。高齢者二人暮らしの家での作業は大変喜んでいただきました。

5/5 四日目  午  後

  薄磯地区に戻り、「かまぼこ工場」での撤去作業を行いました。さすがに工場敷地内の作業は腐敗したかまぼこなどの異臭がマスクしていても鼻を突いてきました。

ま と め

  4日間滞在し実質3日のボランティア活動でしたが、活動を通して思い感じたことは、「百聞は一見にしかず」の諺どおりまさに自然の猛威の激しさ・強烈さでした。
  営々と築き上げられてきた地区の歴史と文化が地震・津波によって一瞬に奪われてしまった皆さんは、言葉には出来ない悔しさがあったんではないか。また原発の避難地域からは外れていても放射能は常に通常値より4倍5倍の中で暮らさなければならない、また福島県と言うだけで風評被害にあわれている事を思うと、同じ日本に住んでいてこの程度の「支援でいいのかなぁ」と葛藤しながら、まだまだ厳しい避難生活を余儀なくされている皆さんの心配をしながら帰途に着きました。
  福島に行く前には、野宿覚悟で出発したものの着いたセンターが延期になった県会議員選挙事務所をそのままボランティアのセンターとして借用されているとの事。雨露しのげるどころか、朝・晩の食事の提供を地元の共産党後援会の皆さんが心こめてしていただきました。昼食は障害施設からの愛情弁当を手配していただきました。
  センターのまとめ役をされている佐藤さん、地元いわき市の市会議員高橋さん、現場まで送迎してくれた小松さんには大変お世話になりました。受け入れ態勢をしっかりやっていただいたおかげで活動することが出来ました。元のいわき市に、普段の町に一日も早く復興を願ってやみません。
  また地元2人の副区長さんが言われていましたが「こんなとこへは政党として来てくれたのはあんたとこ(共産党)だけや他の政党はかげも形もない」と言われました。この人たちの感謝と期待にこれからも応えていかなければ・・・
  ボランティア活動にはさまざま人たちの絆で結ばれていることを学んだ活動でもありました。

後発の方々にチョットしたアドバイス

「がれき」撤去作業する上で注意事項を挙げておきたいと思います。
  ヘルメット・長靴(安全靴)とステンレス製の中敷、釘など踏んだ人が3人おられました。・防塵マスク・手袋は皮製(軍手は怪我の元)・防御メガネ動き易い服装などなど。
  ボランティア保険への加入(所属自治体の社会福祉協議会で受付 一人700ボランティア保険への加入(所属自治体の社会福祉協議会で受付 一人700円
現地までの交通手段
  高速道路無料制度があります。自治体に問い合わせして下さい。私は現地に行って知りました。行きはETCで5900円ぐらい。帰りはこの制度を利用したので無料でした。通行所の確認が必要で一般の窓口を利用しなければなりません。ガソリン代は16000円ぐらいでした。鉄道などの利用は調べてません。